HOME > 施工実績 > バックナンバー > 「造形」2010.3月号掲載実績 > 電力ビル 総合案内板
昭和35年の建設以来、平成15年の全館リニューアル時にも、ここだけ手を入れず残されていた電力ビルの1階中央通路。そこで平成22年1月に、初のリニューアル工事が行われました。そのタイミングに合わせ、ビルに入居する社名を記したサイン計画を実施しました。
エレベーターホールの案内板も、機能美にモダンがにじむ、スタイリッシュな姿に生まれ変わりました。新しい中央通路のフロアは、茶と黒のワインディングの両脇に白の直線を走らせた、ナチュラルな中にもシャープさのあるビジュアル。案内板はそのイメージに沿う形でデザインされています。透明のアクリル板へ、ドット状に穿孔した黒い鉄板を重ね、スマートさにも遊び心を忍ばせました。
記載する54社様の社名は、白の丸ゴシックですっきりと表示。「わかりやすさ」という機能も確実に果たす、しっかりとした仕上がりです。
電力ビルの1階中央通路は、待ち合わせや通路として利用される、いわばこのビルで最も人目に触れる部分。スタイリッシュさと落ち着きを兼ね備えた、申し分のない案内板です。
案内板が設置される黒い壁を活かしながら、透明のアクリルに鉄板を重ねて立体感を出し、白い文字が浮かび上がるような形にしました。
新しい中央通路はモダンでシックなイメージになるので、それを壊さないようにデザイン性も保ちつつ、案内板としての大事な役目である視認性も大切にしています。
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